事例ー①: から揚げが売れているお店は、儲かっていない(ランチ)

事例ー①: から揚げが売れているお店は、儲かっていない(ランチ)

私は、どんな案件でも必ず、そのお店を利用します。利用して、強みを探し、改善できることを考えてから、方針を決めるからです。

初めてそのお店に入って、接客員にお勧め商品や売れ筋商品をたずねたとき、「から揚げが、一番売れます」と言われることがあります。メニュー表で、から揚げがお勧めになっていれば、納得できるのですが、そうでない場合、たいていそのお店の商品レベルは低いです。

 

まず思い出してみてください。「まずいから揚げ」を何回食べたことがありますか?から揚げは外れにくい商品です。

また、素材や調理にこだわって、メニュー表でお勧めしていれば、から揚げがたくさん売れて当然です。しかし、そうでないのに売れるということは、「ほかに名物がない」「特に美味しいと感じる商品がないので、から揚げ(無難な商品)を注文する」という確率が高いです。

 

こういうお店は、商品レベルが低いのですから、売上も低いのが一般的です。