広告ー②: インターネットで行う広告 一覧
インターネットを活用した広告は、表のとおりです。
最初にホームページと書いてありますが、ホームページを作って、新規客が増えることはまずありません。
ホームページをみて下さる方は、知人に誘われてその店に行くことが決まっている方で、「どんな店なんだろう?」とさらに深い情報をもとめてホームページをみます。
「どこかに美味しいラーメン屋さんはないかなあ?」などと考えながら、ぐうぜん自前のホームページに入ってくる可能性は、極めて低いです。もし、それを望むのであれば、「ラーメン ○○(地名)」といったキーワードで検索されたとき、検索結果の上の方に出てくるよう、リスティング広告を実施します。
宴会コースなど、単価が高い商品を扱うお店であれば、ホットペッパーや食べログなどの業界サイトは有効です。これを使用するときは、「毎月かかる金額の5倍を、このサイトで売り上げる」くらいの気持ちで利用することです。
ですから、「食べログ専用コース」のように、売上を集計しやすいコースを設けたり、そのサイトで集客した予約客数の集計を行ったりすることは必須です。
また最近、フェイスブックやインスタグラムなどのSNSを利用した広告を開始するお店が増えています。これは、自社で頑張って情報を発信しているだけの状態であれば、あまり効果がありません。
お店を利用したお客様が、お店やお店の商品を撮ったり、お勧めの言葉を発信して下さる状態になって、初めて<口コミでお客が来る>状態になったと言えます。
SNSを「無料だから」と始めるのは、あまりお勧めしません。また、広告をほかの経費と同じと考えない方がいいと、私は思っています。
広告は、経費ではなく売上を増やすための先行投資です。また、「どんな広告をやろうか?」と考えるまえに、「何を売りこもうか?」と考えるのが、ものの順序だと、私は思っています。